アットノンは薬局やドラッグストアなどで手軽に購入できる塗り薬で、傷跡ややけどの後などのケアに使えるものです。デリケートゾーンの黒ずみ専用ではありませんが、デリケートゾーンの黒ずみケアに使えるのかどうか気になる方必見情報をまとめました。
デリケートゾーンの黒ずみにアットノンが効果的かどうか知る前に
まずはじめにアットノンの本来の働きを知ることからはじめましょう。なぜ傷跡ややけどの跡をキレイに治すことができるのか、これが分かるとデリケートゾーンの黒ずみに効果があるのかどうかが分かります。
アットノンの有効成分ヘパリン類似物質
アットノンに含まれている有効成分のひとつであるヘパリン類似物質は、病院で処方される薬であるヒルドイドローションと同じ成分として知られています。ヒルドイドローションは病院で診察を受けて医師の診断のもとで処方される成分なので、薬局やドラッグストアなどでは市販されていません。
アットノンはヒルドイドローションと似た成分であるヘパリン類似物質が含まれているものの、薬局やドラッグストアで市販されているため手軽に入手することができます。
ヘパリン類似物質はどのような働きをもたらすのか
デリケートゾーンの黒ずみにアットノンが効果的かどうか、口コミ通りなのか実際に体験する前に、ヘパリン類似物質がどのような働きをもたらすのか知っておくことも大切です。
傷跡ややけどの跡ができてから1年~2年程度たった傷跡に作用をもたらす成分で、赤みや赤茶色、または赤黒い傷跡に効果的な成分です。そのほか、それらの色を持ちながら盛り上がった傷跡や皮膚にツッパリのある傷跡にも効果をもたらします。
どちらの傷跡も即効性を持って治すのではなく、毎日のケアによってゆっくり時間をかけてキレイに治していきます。
どのような傷跡に効果をもたらすのか
傷跡ややけどのあとのほか、虫刺されのあとをかいてしまってできた傷跡や、手荒れによるひび割れやあかぎれなどで出来てしまった傷跡にも効果をもたらします。
アットノンには保湿成分が含まれているので、肌表面に潤いを与えることで古くなった角質にたっぷりと水分がいきわたります。また、血行を促す働きもあるので、皮膚の下にある血流がよくなり、結果的に肌の生まれ変わる働きが正常化されます。
アットノンのこの二つの働きによって傷跡ややけどの跡がキレイになります。
デリケートゾーンの黒ずみをアットノンで改善できるのか
アットノンの働きが分かったところで、今度はデリケートゾーンの黒ずみに効果を発揮するのかどうか見ていきましょう。
ヘパリン類似物質はデリケートゾーンの黒ずみをキレイにしない
傷跡のややけどの跡の黒ずみもデリケートゾーンの黒ずみも似たようなものに見えるかもしれませんが、アットノンに含まれるヘパリン類似物質は傷跡による黒ずみに作用する商品です。
そのため、傷跡が元となっていないデリケートゾーンの黒ずみに効果は発揮されません。口コミなどを見ると傷跡を治すために買ったアットノンが余っていて、もったいないのでデリケートゾーンの黒ずみに使ってみたというような意見もありますが、デリケートゾーンの黒ずみは傷跡ではありませんから、アットノンに含まれるヘパリン類似物質の働きが無駄になります。
デリケートゾーンの黒ずみに必要なものは美白成分
デリケートゾーンの黒ずみを改善させるために潤い成分を与えて、肌表面のターンオーバーの働きを促すことも大切なことのひとつです。そのため、保湿成分が含まれたデリケートゾーンの黒ずみ専用の商品が推奨されるわけですが、潤い成分だけでは役不足です。
もうひとつ美白成分が必要です。美白成分はメラニンを薄くする働きをもたらすので、毎日のケアに使い続けることで徐々にデリケートゾーンの黒ずみが改善されます。
そのほか、新たにデリケートゾーンの黒ずみができないようにメラニンの働きを抑えるための成分が含まれていると、なおよいでしょう。
デリケートゾーンの黒ずみのケアには専用アイテムがよい
ネットの口コミを見ると、身近にあるアイテムでデリケートゾーンの黒ずみをキレイにできるという意見があるため、デリケートゾーンの黒ずみ専用ではないものに手が伸びてしまいそうになるかもしれません。しかし、それらはデリケートゾーンの黒ずみ向けに開発されたものではないので、デリケートゾーンの安全性が保障されないのです。
目元よりデリケートゾーンは皮膚が薄いので、少しの刺激でも肌トラブルを招いてしまいます。これからデリケートゾーンの黒ずみのケアを始めようとする方は、安全のためにもデリケートゾーンの黒ずみ専用アイテムを選ぶようにしてください。
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